更新日:2025年11月27日

仕事や旅行中におなかの不調で困った…!整腸薬で新しく始めるケア習慣

仕事や旅行中におなかの不調で困った…!整腸薬で新しく始めるケア習慣

便秘やおなかの張りといった不調が続くと、普段の生活にも影響が出てしまいますよね。腸活初心者のハナさんも最近おなかの調子が悪く、便秘気味なのが気になっているようです。
今回は、同じようにおなかの悩みを抱える方々から集めた声をご紹介しながら、腸活に詳しい“おなかの専門家”田口 敬さんと一緒に、その対処法について考えていきます。

登場人物

  • お悩み女子・ハナさん

    <主人公>
    お悩み女子・ハナさん

    32歳・会社員。最近おなかの調子が悪く、便秘気味なのが気になっている。SNSなどで「腸活」という言葉は目にするものの、情報が多すぎて何から始めれば良いかわからずにいる。

  • ウンログ株式会社 代表取締役 田口敬さん

    <解説してくれるのは……>
    ウンログ株式会社 代表取締役
    田口 敬さん

    おなかの悩みを抱える人に寄り添い、腸活の大切さについて日々発信しているおなかの専門家。うんちの帽子がトレードマーク。

こんなときどうする?みんなのおなかの悩みエピソードを紹介!

【その1:仕事中の悩み】
接客中に便秘による腹痛が来ても、すぐにはトイレに行けない……

接客中にお腹が痛くなるイラスト

「接客中に便秘による腹痛が来ても、すぐにはトイレに行けないため、脂汗を出しながら乗り切ったことが何度もある。」(30代女性)

お悩み女子・ハナさん ハナさん

仕事柄すぐにトイレに行けないのは辛いですよね……。
他にも仕事中のエピソードとしては、「腹痛はあるけど便が出ない時間が続いて、仕事に集中できないことがある。」(30代女性)、「おなかの調子が朝から悪くて、トイレに何度も行ったり来たりを繰り返していたが、事務所に人が少ないときはとても恥ずかしい。」(40代女性)などがありました。

田口敬さん 田口さん

こういった悩みはよく聞きます。
私自身も過去に、仕事中に急なおなかの痛みに悩まされ、すぐにトイレに行けずに困った経験があります。

【その2:プライベートでの悩み】
普段からおなかの調子が悪くて、旅行などの外出が億劫

旅行などの外出中にお腹が痛くなってしまうことを想像して憂鬱になるイラスト

「おなかの調子が悪く、外出が億劫になってしまう。普段から食後はいつもトイレに。長時間の長旅は、おなかの調子が心配で行くのをためらうことも……」(40代女性)

お悩み女子・ハナさん ハナさん

せっかくの楽しい外出の予定が、おなかの調子が原因で崩れてしまうのは悲しいですよね。
他にも、「特に旅行中は便秘でおなかが張るので、日数が多いほど辛くなる。」(40代女性)、「おなかが張って、友人とのドライブを楽しむどころか具合が悪くなりそうで大変だった。」(50代女性)といった外出先でのエピソードがありました。

田口敬さん 田口さん

おなかの不調は、自分のタイミングでトイレに行けないかもといった不安からくることがあります。外出や旅行をするときは特に「近くにトイレがない」「トイレが並んでいたらどうしよう」と不安に思ってしまいますよね。

【その3:失敗できない日の悩み】
緊張するとおなかが張る。大事な試験の日には痛みを我慢しながら受けることに……

緊張してお腹が痛くなるイラスト

「緊張するとおなかが張ってしまうことがある。年に一度の試験のときに突如おなかが張り、ほとんどの科目を腹痛の症状が出た状態で受けることに……」(30代女性)

お悩み女子・ハナさん ハナさん

大事な日に限って症状が出てしまうこと、ありますよね。
その他、「プレッシャーのかかる仕事があるときにおなかが痛くなる。」(30代女性)、「ストレスを感じると軟便になり、すっきりとしたお通じがない。」(50代女性)といったおなかの悩みエピソードがありました。

田口敬さん 田口さん

こうした話も非常によく聞きます。
おなかの調子を崩さないよう、大切な予定の直前は食事を抜くという方法もありますが、それでは脳のエネルギー源となる栄養素が不足してしまい頭が回らなくなってしまう可能性も……。

日ごろから無理なくおなかの調子を整えたい!どうすれば……?

どうしたらお腹の調子を整えられるか思慮を巡らすイラスト

お悩み女子・ハナさん ハナさん

皆さんのエピソードを聞いていると、普段の生活とおなかの不調が密接に関わっていることがよくわかりますね。

田口敬さん 田口さん

そうですね。こういったお悩みの対処法として、まず大切なのは食事の改善です。私自身は特に発酵食品や食物繊維、ビフィズス菌を意識して摂取することが、役立ったと感じています。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

そうなんですね。
食事の改善が大切なことはもちろんわかるのですが、仕事も忙しいしすぐに変えるのは難しくて……。
このような場合はどうしたら良いのでしょうか。

田口敬さん 田口さん

そんな方は、日頃から整腸薬をのんでおくのも有効です。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

整腸薬はCMでも見たことがあります!
ただ“薬”のイメージがあるので、少し抵抗があります……。

田口敬さん 田口さん

「副作用はないのか」「体調が悪いときにのむものではないのか」と考えて避けてしまう人も多いみたいですね。私もかつて、整腸薬は病院で処方されて服用するというイメージがありました。
ただ、腸活について詳しく知っていくうちに、整腸薬は酪酸菌や乳酸菌などの良い菌をメインに作られていることを知りました。それからは抵抗なく日頃からのむようになりましたよ。
食事での改善が難しい方には、取り入れやすい方法として整腸薬という手段を選ぶのは良いと思います。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

なるほど!
市販の整腸薬であれば、ドラッグストアや薬局、通販サイトでも購入できますよね。
整腸薬をのむだけなら手間もかからないし、良いですね。

整腸薬の疑問、あれこれ解決!

お悩み女子・ハナさん ハナさん

田口さんのお話を聞いていたら、整腸薬に興味がわいてきました!
もっと詳しく教えてください!

Q. 整腸薬ってどんな菌が配合されているの?

A. 整腸薬の種類によって異なりますが、代表的なものとしては酪酸菌、乳酸菌、糖化菌、ビフィズス菌などの有用菌が配合されています。それぞれの菌が異なる働きを持っていて、腸内環境を整えています。

田口敬さん 田口さん

腸内細菌はどれか1つの菌が増えれば良いというわけではなく、“多様性”の観点も重要なんですよ。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

菌の多様性を保つには、どうすれば良いのでしょうか。

田口敬さん 田口さん

菌の多様性を保つには「菌を育てること」と「菌を摂ること」の2つが大切です。例えば、食物繊維やオリゴ糖で菌を育てたり、発酵食品などでさまざまな菌を摂ることが基本なのです。
ただ、特に酪酸菌は、ぬか漬けや臭豆腐など一部の食品にしか含まれておらず、摂るのが大変です。
そのため、酪酸菌を配合した整腸薬を活用して、効率良く摂取するのも良いでしょう。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

整腸薬なら仕事場や旅行先に持っていくこともできるし、いつでも取り入れられるので良いですね。

【有用菌について詳しく知りたい方はこちら】

Q. 整腸薬をのむと、どんな症状に効くの?

A. 整腸薬の効能としては、整腸(便通を整える)、便秘、軟便、腹部膨満感の緩和などが挙げられます。整腸薬のパッケージや使用説明書にも書いてあるため、購入を検討する際には確認してみましょう。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

私もよく悩まされている症状ばかりだ……。
症状を改善するには、日ごろからのケアが大切ということですね。

Q. 整腸薬は薬だけど、毎日のんでも大丈夫なの?

A. 自分のおなかに合わない整腸薬でない限りは、問題ありません。

田口敬さん 田口さん

整腸薬をのみ始めたら何日か便の様子を見て、良くなっていれば続けるのが良いでしょう。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

そうなんですね。便の様子を観察するときは、どんなポイントをチェックすれば良いですか?

田口敬さん 田口さん

形(便性状)が硬すぎたり緩すぎたりせず、表面がなめらかなソーセージ状に近づいているかをチェックすると良いと思います。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

なるほど……!私もこれからチェックするようにします!

【便のチェック方法について詳しく知りたい方はこちら】

Q. 便の調子が良くなった後も、整腸薬は毎日続けてのんだ方が良いの?

A. 毎日続けてのんでも問題ありません。
整腸薬を長く続けて服用することで利かなくなったり、止められなくなったりすることはありません。

田口敬さん 田口さん

「腸活=便を出すこと」をイメージする方も多いかもしれませんが、腸活では「おなかに良い菌を増やすこと」が欠かせません。
外からとった有用菌は腸内に長く留まりにくく、時間とともに排出されてしまうんです。そのため、症状の有無にかかわらず摂取し続けることが大切です。

【まとめ】おなかの悩みに対処するには、整腸薬などを活用して毎日ケアすることが大切!

商品棚から整腸薬を手に取り選んでいるイラスト

田口敬さん 田口さん

腸活の本来の目的は“腸内環境を改善すること”です。そのためには良い菌を取り入れて腸内細菌のバランスを整えたり、菌の多様性を意識したりすることが重要です。
腸活にもさまざまな手段があるので、まずは自分に合った方法を試してみるのが良いでしょう。その中でも、普段の生活はあまり変えたくない、食事はいつも通りのものを取りたいといった方には、良い菌を摂るための手段として整腸薬を普段の食事にプラスしてみても良いでしょう。

お悩み女子・ハナさん ハナさん

腸活や整腸薬について、だいぶ理解できました!
新しく始められる方法として、まずはドラッグストアや薬局、通販サイトでも買える整腸薬を食事にプラスして試してみようと思います!

毎日取り入れるなら、3つの活性菌を配合した「ビオスリー」

「♪3ついいことビオスリー」

ビオスリーは小腸から大腸の部位ごとに働く3つの活性菌(「酪酸菌」、「乳酸菌」、「糖化菌」)を配合した整腸薬です。

腸内フローラを整え、大腸のバリア機能を改善することで、日ごろの便通を整えます。便秘や軟便にも、日ごろのおなかのケアにもお使いいただけます。

ビオスリーHi錠【指定医薬部外品】

整腸(便通を整える)
便秘・軟便・腹部膨満感

【用法・用量】
次の量を、食後に服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 2錠 3回
5歳以上 15歳未満 1錠
5歳未満 × 服用しないこと
<用法及び用量に関連する注意>
  • ・小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
  • ・用法・用量を厳守してください。
【おなかに関する悩みを感じたことがある方を対象としたアンケート】
調査時期:2025年7月29日~7月30日
調査対象:30~50代の女性
調査数:900名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
マイナビ調べ

解説者プロフィール

田口敬さん ウンログ株式会社 代表取締役

田口 敬 さん
ウンログ株式会社 代表取締役

うんちの記録アプリ「ウンログ」を開発。2012年のリリース以降、現在のダウンロード数は115万を超える。ウンログの他にもYouTubeチャンネル「ウンTube」を運営するなど、“観便と腸活ですっきりできる人を増やす”ために、腸活の大切さについて日々発信している。

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